7月13日 土曜日。
アドバイザーと相談して心機一転、生活とブログを改めました。
というわけで土曜日夜。
ブラジル女2に誘われてジャンプラなんとかというイベントに行くことになる。
10ユーロで学校からジャンプラまでの往復と入場料込み。
ピックアップの時間22時に学校前に行くとブラジル女2とその連れであるスロバキア女1
皆でバスに乗って行くも着いたらイベントはまだ始まっていない。中にすら入れない。
23:30からだという。
確かにジャンキーなハンガリー女がそんなことを言っていたのだ。だから彼女たちは個人で行くと。
ぼくはまさか学校のバスがイベントのオープン一時間前に着くようなバカなことはするまいと思っていた。
(ライブとかじゃないので早く行って場所取りするような必要はない。クラブイベントだからむしろ遅く行かないと盛り上がっていない)
しかしそれを平然と行うのがマルタ島なのだ。
しかたがないので別の店で飲む。
いつものパーチビルと違って小洒落た感じだ。
ベッドがあったりプールがあったり段差を上手く使ってお洒落感を演出したり。
マルタ島で初めて見た夜のお洒落スポットである。
しかしよくみると貧相だ。
ベッドのマットは薄すぎるし、それを囲う柱も空手チョップで簡単に折れそうだ。
マルタ島は基本的に貧乏なのかもしれない。
スロバキア女1にスロバキア語を教えてもらう。
「アホい!」
が
スロバキア語で「こんにちは」らしい。
語学が苦手な自分も一発で覚えてしまった。
そんなことをしながら徐々に人が集まってくる。
同じバスで来たスイス女二人組とも仲良くなる。
しかしぼくは怯えていた。
来る男たちが皆、
長いズボンやノリのしっかりきいたシャツを着て、
いつものパーチビルとは明らかに異なったお洒落をしているのだ。
一方の自分。
ジャンプラなんとかってどうせビーチパーティーだろうと思っていたので、
まさかの海パンである。
麻布の小洒落BARになぜか海パンの男がいる。
それが今の自分である。
泣きそうになった。
しかし今さらどうしようもないのでぼくは隣の男に声をかけた。
マッチョなセルビア人。おうちがまさかの隣だった。
今日は海で身体焼いてジムで身体絞って、万全の状態でジャンプラなんとかに来たらしい。
連れのトルコ男5人も胸元のがっつり開いた襟シャツを着て、すでに女しか見ていない。
パーチビルの女に飽きたので、遊び好きのマルタ女が集まるというジャンプラなんとかに来たのだそうだ。
彼らの女に対する執念は凄まじい。
ようやくオープンして中に入る。
スミノフウォッカ700ml 60ユーロ(ミキサー付き)を
行きのバスで話しかけたイタリア男(ちょい悪オヤジ風)を巻き込んでシェア。
この人全然英語ができない。
ブラジル女とスロバキア女はスロバキアのくそ強いお酒とやらをパーティー前から飲んでいたので
すでに酔っぱらっている。さらにウォッカをいれていい感じになる。
DJもパーチビルのぶちぶち途切れるのとは違って、しっかりつなげている。
日本だと当たり前なのかもしれないが、パーチビルのクラブは激安なのでDJのレベルも激安なのだ。
音楽はどこもいつも同じ。メジャな—曲ばかり。
ところが今日はクラブっぽい感じの音である。
ぼくは踊れさえすればいいので音に詳しくなくてうまく説明できないけども。
しかし周りがだれも踊らない。
マルタ人はあまり踊るのが好きじゃないのだろうか。
ダンス好きのブラジル女2はそんな状況に我慢できなくなり、クラブに雇われたセクシー美女が踊っているお立ち台で自分も踊ると言い出した。
ぼくにも踊れと言い出した。
言われたら行くしかない。
二人でお立ち台に上る。
かなり高いので眺めが最高だ。
そんな感じでようやく盛り上がってきた26時にECバスの帰り集合時間。
ジャンプラ行きのECバスは時間設定がおかしすぎる。
集合場所で待っているといつものジャンキーハンガリー人とその連れのスペイン男とフランス男。
タクシーで来たという。
さすがパーティー好きの彼らは来るタイミングがよくわかっている。
バスで再び学校へ。
ブラジル、スロバキア、スイスらとピザを食べる。
日本だとクラブ帰りはラーメンだと思うが、
マルタ島のクラブ帰りはピッツァである。
ブラジル、スロバキア女は帰るという。
スイス女二人組はフットルースだという。
模範的語学留学生の自分はもちろん直帰。
あしたは早く起きて宿題をやらなければならない。
なお、日曜日のジャンプラはゲイイベントが行われているそうです。
<続く>
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